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国際宇宙ステーション(ISS)に結合されていたシグナス補給船運用1号機(Orb-1)は、米国中部標準時間2月18日午前4時15分(日本時間2月18日午後7時15分)にISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)によって「ハーモニー」(第2結合部)から取り外され、その後、2月18日午前5時41分(同2月18日午後8時41分)にSSRMSから解放されてISSを離脱しました。
SSRMSの操作は、第38次長期滞在クルーのNASAのマイケル・ホプキンス宇宙飛行士が担当し、若田宇宙飛行士がホプキンス宇宙飛行士をサポートしました。
シグナス補給船運用1号機(Orb-1)は、2月19日午前7時11分(同2月19日午後10時11分)から軌道離脱を開始しました。その後、2月19日午後0時20分(同2月20日午前3時20分)に太平洋上空で大気圏に突入し、燃焼廃棄されました。
シグナス補給船運用1号機(Orb-1)ミッションは、オービタル・サイエンシズ社(Orbital Sciences Corporation: OSC)のシグナス補給船の運用1号機を、同社が開発したアンタレスロケットで打ち上げ、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を補給するフライトです。
2013年9月に打ち上げられたシグナス補給船実証機(Orb-D1)のミッション成功を受けて、今回のフライトから商業輸送となります。
シグナス補給船運用1号機(Orb-1)では、超小型衛星などの物資がISSに運ばれます。
民間企業であるOSC社は、NASAとの契約に基づきシグナス補給船を開発し、打上げからミッション終了までの運用も請け負っています。
なお、シグナス補給船のISSへのランデブ・結合方法には、日本が開発した宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)と同じ方式が採用されています。JAXAは、Orb-1のISSへの接近やISSからの離脱時に、「きぼう」日本実験棟船内実験室に搭載されている近傍通信システム(Proximity Communication System: PROX)の稼働状況を確認し、PROXの動作を確実に保つことによりOrb-1の運用を支援します。
打上げ日時 | 2014年1月10日午前3時07分(日本時間) 2014年1月10日午後1時07分(米国東部標準時間) |
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射場 | 米国バージニア州NASAワロップス飛行施設Mid-Atlantic Regional Spaceport (MARS) Pad-0A |
使用ロケット | アンタレスロケット3号機 |
重量 | 搭載品合計1,465 kg |
SSRMSによる 把持日時 |
2014年1月12日午後8時08分(日本時間) 2014年1月12日午前5時08分(米国中部標準時間) |
ISSへの 結合日時 |
2014年1月12日午後10時05分(日本時間) 2014年1月12日午前7時05分(米国中部標準時間) |
SSRMSによる 取外し日時 |
2014年2月18日午後7時15分(日本時間) 2014年2月18日午前4時15分(米国中部標準時間) |
ISS離脱日時 | 2014年2月18日午後8時41分(日本時間) 2014年2月18日午前5時41分(米国中部標準時間) |
再突入日時 | 2014年2月20日午前3時20分(日本時間) 2014年2月19日午後0時20分(米国中部標準時間) |
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